2019年報
12/27(金)で一応、仕事納めとなった。
一応、というのは、最終日からバックエンドのインフラで大量のデータ処理を開始するという勇気ある行動をチームで決断し実行中のため、緊張と緩和を不定期に繰り返すなかなか面白い年末年始休暇に突入した。
去年も年報を書いたので今年も書いておく。単なる個人的なまとめ・思い出程度の雑な記述なので大した話はない。
去年、2018年はいろんな場所でアウトプットするぞ、という意識をかなり高めて登壇したりエンジニアブログを書いたり、外向きの活動を増やすように活動していたが、今年は自分の中で若干そういう活動は優先度を低くしてきたつもりだった。が、結局Speakerdeckをみたら合計6本もイベントでの登壇をしてしまっていた。
エンジニアとしての仕事内容は、もう完全に「マネジメント」に振って100%それにコミットすることを心に決め、様々な行動を取るようにしてきた一年だった。
そういう中で、デブサミやEOF2019に登壇したりして、自分的には新しいコミュニティに参加していったのは本当に良い経験になった。
この一年で出た「みてね」の新しい機能において自分の書いたコードは多分ほんの数行程度だと思う。それは、若干の寂しさもあるけど誇らしさも確かにあるので、結果的には自分がやってきたことに対して自分自身ではそれなりに満足感はある。そういう中で考えていたこととか気持ちとかを先日取材を受けたので、話した。
結果的に「みてね」は2019年、Google Playベストアプリで二部門受賞することができて最高に嬉しかった。正直、もう新規サービスではないと思うし、そういうサービスが継続的に話題性を維持し、長く使われてその年を代表するもののいくつかの中に選ばれるということは、かなりすごいことだと思う。これもまたメンバーみんなで獲得した功績。
一方、エンジニアリングマネジメントという分野に完全に自分のキャリアを振ってみたことについては、無理なチャレンジや、やったはいいが中途半端にしてしまった施策などもあり、そういう面でチームメンバーには申し訳ない気持ちがあったりもするが、チームメンバーそれぞれがいろんなシーンで決断するための高い技術力と精神力と優しさを全員が持っており、困った時はほとんどそれに救われてきたので大変な感謝をしている。
上司とかチームメンバーとかに本当に恵まれているので、まだまだ会社を去ったりする気持ちはなく、さらに完璧なオフィスまで用意されてしまったので、いまやっているサービスでもっと高みを目指して、それに答えていきたい。
今取り組んでいる、興味のあることはこんな感じ。
- エンジニア組織とそのマネジメント
- プロダクトマネジメント
- スクラム開発
- Kubernetes
- マイクロサービスアーキテクチャ
- GraphQL
- より良い監視
- リファクタリング
- SEO
- netkeiba.comの今後
- 子ども・動物・環境に関する様々なこと
色々な興味はあるが、2020年は、新しいことへのチャレンジというよりも「今やっていることの精度を高める」ということを優先度高くしていきたいな、と思っている。